下腿静脈溜｜

2024年5月16日 6分36秒

hisato_tabata

伊勢崎市で下肢静脈瘤でお悩みなら田端整体院

あきこ

下肢静脈瘤で悩んでる人って結構多いわよね。私の友達も「足がむくんで～」っていつもいってた

たばた

そうだね、下肢静脈瘤で悩んでいる人は多いよ、でもその原因と対処法を知ってる人って少ないんだ

下肢静脈瘤の症状

下肢静脈瘤とは

血液の病気と言えば、心臓や脳の血管を思い浮かべる人も多いでしょう。心臓や脳では、血管が詰まることによる心筋梗塞や脳梗塞はよく知られています。一方、血管の病気は足にも起こります。でもちょっと違うの

は静脈にも起こることです。心筋梗塞でも脳梗塞でも、血管の病気が起こるのはほとんど動脈ですが、足の血管の場合、動脈だけでなく、静脈に発生することも多いのです。

血液を心臓に戻す役割がある静脈は、静脈内の血圧は動脈よりはるかに低いため、壁は薄く柔らかくぺこぺこしています。そして静脈には静脈内に血管が逆流をするのを防ぐ、静脈弁が付いています。

この弁が壊れて血液が1部たまってこぶのようになるのが下肢静脈瘤です。

溜というのはこぶのことです。静脈の壁が柔らかいからこそ血液が溜まりことになるのです。軽度ならならモヤモヤした血管が見える程度ですが、ひどくなるとこぶのようになってしまうのです。

動脈では心臓のポンプ作用で血液が送られますが、静脈では心臓の代わりをしているのが足の筋肉です。足を動かすことにより、筋肉のポンプ作用で静脈の血液が押し上げられています。ですが、長時間座ってもらったり、役に立った回ってすると、そのポンプ作用がしっかり起こりません。そのため、静脈瘤静脈内で血液が停滞し、血液が固まり、血栓ができてしまいます。これを深部静脈血栓症といいます。

下肢静脈瘤の原因

静脈の病気、下肢静脈瘤は、実は多くの人に起きています。古い調査ですが、39歳から49歳の55%、50歳から69歳の61%、70歳以上の75%以上が下肢静脈溜があると言う報告があります。また出産経験のある女性の2人に1人つまり約半数で発生していると言う調査報告もあります。先

さきほど触れたように静脈のポンプの役割を果たす、足の筋肉が収縮することで、血液を心臓の方へと押し上げていきます。しかし座りっぱなし優しっぱなしの仕事をしていたり、運動不足だと、血液がなかなか押し上げられません。そのためだんだんと血管に血液が溜まって静脈が腫れ上がってしまいます。その結果、静脈弁が壊れてしまい、血液が逆流します。さらに静脈の壁が引き離されて、血管の拡張が目立つようになります。これが下肢静脈瘤ができるプロセスです。

下肢静脈瘤には段階があり、くもの巣状のモヤモヤした血管が見える状態が最も軽度です。しかし、ひどくなっても、足のだるさや浮腫、重さを感じる程度なので気づきにくいのです。一方で、静脈が停滞したために血栓ができ、詰まってしまう深部静脈血栓症は、長時間同じ姿勢でいたり、手術後足の運動を行わない状態が続いておこります。

下肢静脈瘤を防ぐには体重を管理することも大切です。急激な体重増加は下肢の血流を悪くします。静脈弁は、いちど壊れると自然に元通りになる事はありません。1つ弁が壊れると血液が逆流をしてその下の辺に負担がかかります。そしてその下の辺が壊れるぞ。またその下の弁に負担がかかり、どんどん弁が壊れて足がボコボコになってしまいます。

静脈弁は体の中40カ所もあります。例えば妊娠中、1つの弁が壊れたからといってすぐに下肢静脈瘤の症状が出てくるわけではありません。しかし自覚症状がないうちにどんどん進行して20年30年経って静脈瘤特有の症状が出てくることもあります。